MAGAZINE
INTERVIEW
La.mamaリアルタイムクロニクルvol.42
ー渡辺シュンスケ(Schroeder-Headz)とLa.mamaー
La.mamaは2022年5月で40周年を迎えた。名前の通り、いつのまにか多くのアーティストや関係者にとって、普段意識せずとも心の片隅で安心をもたらしてくれる“母”のような存在だ。〈La.mamaリアルタイムクロニクル〉では「La.mamaで過ぎた時間を振り返り、未来に積み上げていくための特集企画」と称して、アーティスト総勢40組あまりに話を聞いた。中には当時La.mamaで対バンしていたアーティスト同士もいれば、同じステージに立ってみたかった憧れのバンドまで、この場所で生まれた様々な関係性が見える。花が咲き、散っては葉となりまた花が咲く大木のように、今日も休まず文化が芽生え続けているLa.mamaの未来をこれからも臨みたい。だからここで過去を振り返り、その年輪を捉えておこう。記事は12月まで随時更新予定。vol.42では渡辺シュンスケ(Schroeder-Headz)が登場。(text:柴田真希)
これまで出演された日で、特に印象深い日はありますか。
渡辺シュンスケ(以下:渡辺):2020年1月20日、大田譲還暦記念ライヴ 『キミたちがいて ぁ ボクが弾く!!』 です。とても豪華なゲスト陣でしたが、最後に金子マリさんもサプライズゲストで登場し、大田さんもびっくり。自分が何を演奏したのかほとんど覚えてないけど、終始アットホームで心地よくて、客としてずっと観ていたいライブだったと思います。そしてLa.mamaの空間にしっかり溶け込んでいた時間。どこか懐かしい感じもしつつ、「ああ、ライブハウスっていいな」としみじみ思った夜でした。
渡辺さんにとって、La.mamaはどんなライブハウスですか?
渡辺:僕が上京した90年代の頃はまさに憧れのライブハウスで、好きなバンドもたくさん出演してました。ライブハウスに今ほど簡単に出演して演奏できる時代ではありませんでしたが、中でもLa.mamaは敷居が高かったです。
最初に出演されたのはいつでしょうか?
渡辺:いつだったのか、全然思い出せないです。自分のライブだったのか、客として行ったライブなのか、それすら記憶がごっちゃになってるくらい。覚えてるのは、あの客席の柱、楽屋の水槽やオーディオセット。出番が来て、客席の合間を抜けてプロレス入場でステージに登る感じとか、低い天井と客席とステージとの独特な距離感があって、そして演奏の始まる寸前の空気感とか、ライブが終わって帰るときに登るあの階段とか。よく考えたら都内でも独特な雰囲気を持ったライブハウスですよね。
たしかにステージの形も、客席の真ん中の柱も独特ですよね。
渡辺:印象的で好きな空間です。La.mamaで演奏すると、いつもどこかミラクルな演奏になるんです。それはあの空間と、素晴らしいブッキングによるところが大きいと思います。ライブハウスは日々、ミラクルを見せたり、観たり聴いたりするところですよね。そんな気持ちにさせてくれる、あの空間は僕にとって貴重な場所だったりします。だから、これからもよろしくどうぞ!
河野太輔(La.mamaブッキングマネージャー)より
シュンスケさん、素敵なコメントをありがとうございます。ご無沙汰しています。
シュンスケさんと初めてお会いしたのは渋谷の卓球場です。当時〈CLUB Que〉のスタッフやミュージシャンの方々と深夜に卓球をやるのが流行っていて、ベロベロでよく覚えていませんが、シュンスケさん卓球うまかったです。アクロバティックでした。
シュンスケさんのピアノは不思議です。すごく馴染むというか溶け込むというか、いつも自然です。いつもそばに居てくれるようなそんな音色に感じます。
ちょっとご無沙汰してしまっているので、近々お誘いさせてください!
Schroeder-Headz
数多くの著名ミュージシャンのサポート・キーボーディストとして活躍する、渡辺シュンスケによるポスト・ジャズ・プロジェクト。ピアノ、ベース、ドラムスによるアコースティック・トリオ・サウンドとプログラミングを融合させ、美しいメロディと有機的なグルーヴが印象的なピアノ・トリオの未来形とも言えるサウンドを紡ぎ出す。その名前の由来はアメリカのアニメ”PEANUTS”(日本名:スヌーピー)に登場するトイ・ピアノを弾くシュローダー君に依り、クラシック、ジャズ、ダンス・ミュージック、エレクトロなどに影響を受けたリリカルな男子の脳内イメージを表現している。また、同アニメの音楽を担当したビンス・ガラルディ・トリオへのリスペクトの意味も込められている。
2010年デビューアルバム『NEWDAYS』を発表。“遊べる本屋“VILLAGE VANGUARDを中心にロングラン・ヒットを記録する。
2011年のカヴァー・ミニアルバム『ピアノ・ア・ラ・カルト・フィーチャリング・シュローダーヘッズ』を発表。そのアートワークでは本家シュローダー君と夢のコラボレーションを実現。
また同アルバムに収録されたDE DE MOUSE の大ヒット曲 「baby‘s star jam」のカヴァーでは、DE DE MOUSEの特徴的なオリジナル・ヴォーカル・トラックを使用しエレクトロと生演奏が見事に融合したトラックとして高い評価を得た。2012年には「静岡〜頂〜2012」、「Sunset Live 2012 」、「MINAMI WHEEL」、「TIMM (Tokyo International Music Market)」などのイベントにも参加。
2013年には「GREENROOM FESTIVAL13」、「福岡・中洲ジャズ2013」のイベントに参加する一方、シンガーの土岐麻子とともに、「土岐麻子 meets Schroeder−Headz」として「SAPPORO CITY JAZZ Ezo Groove 2013」、「12th 境港妖怪ジャズフェスティバル2013」、「定禅寺ストリートジャズフェスティバル in 仙台」、「高崎音楽祭2013 〜TMF JAZZ 4DAYS〜」、「Jazz JAPAN presents 女子ジャズ LIVE AID 2013等全国各地のジャズフェスティバルやイベントにも勢力的に出演する。2013年12月にはREMIXプロジェクト・ミニアルバム『Sleepin’ Bird』を発表し、マルチトラックの配信リリースも話題となる。
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