渋谷La.mama

MAGAZINE

11/ 03 THU

INTERVIEW

La.mamaリアルタイムクロニクルvol.37
ーD.W.ニコルズとLa.mamaー

La.mamaは2022年5月で40周年を迎えた。名前の通り、いつのまにか多くのアーティストや関係者にとって、普段意識せずとも心の片隅で安心をもたらしてくれる“母”のような存在だ。〈La.mamaリアルタイムクロニクル〉では「La.mamaで過ぎた時間を振り返り、未来に積み上げていくための特集企画」と称して、アーティスト総勢40組あまりに話を聞いた。中には当時La.mamaで対バンしていたアーティスト同士もいれば、同じステージに立ってみたかった憧れのバンドまで、この場所で生まれた様々な関係性が見える。花が咲き、散っては葉となりまた花が咲く大木のように、今日も休まず文化が芽生え続けているLa.mamaの未来をこれからも臨みたい。だからここで過去を振り返り、その年輪を捉えておこう。記事は12月まで随時更新予定。vol.37ではD.W.ニコルズのわたなべだいすけが登場。(text:柴田真希)

 

2021年の9月4日に〈よみうりランド〉の『スマイル大感謝祭』でわたなべさんのひとり体制になってから、早くも今年4月に鈴木健太(Gt)さんが正式メンバーに復帰されて、2人での活動が始まりましたね。

わたなべだいすけ(以下:わたなべ):D.W.ニコルズのこれまでの17年の歴史をひと区切りして、そこからしばらくはボクひとりで看板を背負って活動すると決めていたんです。とはいえひとりになってすぐの時は、不安もありました。そんな中、2021年9月30日にここで対バンしてくれたのがMINAMISでした。

 

MINAMISの企画『CHABASHIRA FIGHT CLUB VOL.24』ですね。どういった経緯での対バンだったのでしょうか。

わたなべ:本当は4人のニコルズの時に誘ってくれていたんです。でも4人での活動終了が早まってしまったので、鈴木健太をサポートに迎えての2人体制での出演になりました。快くOKしてくれて、本当にありがたかったです。あの日、ここで観たMINAMISのライブ。「え!なにこの曲!めっちゃいい!」とおもったらニコルズ の“スマイル”のカバーでした。やっぱりいい曲は誰が演奏してもいいんだな!名曲!と自信を取り戻すことができました。…というのは冗談で、本当にあの日のライブがあってよかったと今でも時々思い出したりしています。久しぶりに有観客でのライブでした。

 

 

あの日、笑顔の絶えないライブだったのを覚えています。

わたなべ:ボクはLa.mamaのステージから見るみんなの笑顔が大好きです。初めてLa.mamaのステージに立って客席の笑い声を聴いた時、ちょっとゾクッとしたのを覚えています。浅草〈東洋館〉でライブをやったことがあるのですが、その時、東洋館のスタッフの方に「昼間の公演よりウケてましたよ」と言われて、しばらく調子に乗ったことがあります。その時の鳥肌と、似ていました。

 

La.mamaもお笑いの聖地なので、それも理由かもしれないですね。

わたなべ:バナナマンのラジオでよくLa.mamaの名前が出ていますよね。ここはお笑いでも音楽でも、たくさんのスターを生んだライブハウスですね。ボクは今、42歳なのでLa.mamaと同世代ですが、ボクがまだ何者でもなかった時にもLa.mamaは既にLa.mamaだったわけで、それが40年続いているというのは本当にすごいことだと思います。いつまでも続いてほしいです。だから夢を持った若者たちは、どんどん東京に出てきてください。東京は楽しいぞ。La.mamaは楽しいぞ。待ってます。

 

「東京は夢のカケラでできてる
叶ったり叶わなかったりどっちでもなかったり
そうやってカケラになった夢が
くっついたり重なったりして
この街はできてる」

ー D.W.ニコルズ “東京”

 

 

河野太輔(La.mamaブッキングマネージャー)より

だいすけさん、素敵なコメントをありがとうございます。スマイルのカバーのくだり、面白すぎです。最高です。
初めてニコルズのライブを見たのは2007年11月25日に行われた『SHIBUYA HEAT ATTACK!』でした。音楽ももちろんですが、尖りまくっていたMCが記憶に残っています(笑)。
ニコルズ以上に泣き笑いできる音楽を私は知りません。歳を重ねるたびにぐさぐさと胸に突き刺さります。恐ろしいです(笑)。
これから先もずっと歌い続けていってほしいです。

 

D.W.ニコルズ

2005年結成、2009年メジャーデビュー。
コンスタントな作品リリースと全国ツアー、野外フェスや大小様々なイベントへの出演、さらにレギュラーラジオや楽曲提供など、幅広い活動で老若男女問わずファミリー層へもファンを拡大中。
わたなべの等身大の歌詞と親しみやすいメロディー、地に足をつけた普遍的なサウンドで、10年後も20年後も聴ける音楽を奏で続けている。
2021年9月、メンバーチェンジを経ながら続けてきた16年間に及ぶバンド体制での活動を終了。わたなべだいすけ一人で活動を継続。
2022年4月、鈴木健太が正式メンバーに復帰。現在は2人体制で、弾き語りからサポートメンバーを加えたバンド編成まで様々な形態で、フットワーク軽く自由かつ精力的に活動している。
https://www.dwnicols.com/

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