MAGAZINE
INTERVIEW
La.mamaリアルタイムクロニクルvol.52
ーMINAMISとLa.mamaー
La.mamaは2022年5月で40周年を迎えた。名前の通り、いつのまにか多くのアーティストや関係者にとって、普段意識せずとも心の片隅で安心をもたらしてくれる“母”のような存在だ。〈La.mamaリアルタイムクロニクル〉では「La.mamaで過ぎた時間を振り返り、未来に積み上げていくための特集企画」と称して、アーティスト総勢40組あまりに話を聞いた。中には当時La.mamaで対バンしていたアーティスト同士もいれば、同じステージに立ってみたかった憧れのバンドまで、この場所で生まれた様々な関係性が見える。花が咲き、散っては葉となりまた花が咲く大木のように、今日も休まず文化が芽生え続けているLa.mamaの未来をこれからも臨みたい。だからここで過去を振り返り、その年輪を捉えておこう。記事は12月まで随時更新予定。vol.52ではMINAMISの南雲健太(Vo)が登場。(text:柴田真希)
今ではLa.mamaを拠点に活動されているMINAMISですが、南雲さんが初めてLa.mamaに出演されたのはいつでしたか?
南雲健太(以下:南雲):2013年6月10日に、初めてLa.mamaのステージに立ちました。その時はソロアーティストとして弾き語りで活動を始めたばかりで、とにかくライブをやり続けられる場所が欲しかった。緊張で頭が真っ白だったのであまり覚えてませんが、「今日のライブが良くなければ、この次はないだろう」と思って、とにかくがむしゃらだった記憶があります。
その日の出演がその後のLa.mamaとの縁のきっかけになったんですね。
南雲:終演後、今ではMINAMISのマネージャーでもあるLa.mamaの河野さんに「雰囲気は良かったけど、演奏がクソだったね。」と一蹴されました。けど直後に来月のスケジュールを聞かれて、「La.mamaで俺は這い上がっていくんだ」って決意が生まれました。それから数えきれないほど出演した今でも、階段を降りて2枚目の扉を開いた時の匂いで「La.mamaに来たな」と実感すると同時に、気が引き締まります。La.mamaのあるマンション・プリメーラ道玄坂の事務所では、何度もその日のライブの反省点を聞いて夜を明かしました。
改めて、南雲さんにとってLa.mamaはどんな場所でしょうか。
南雲:いつでも圧倒的で、俺もそんな風になりたいと思うような存在です。色んなライブハウスで、色んなライブを観てきたけれど、一生忘れられない衝撃的な瞬間は決まっていつもLa.mamaのステージで起こっていました。40周年おめでとうございます。これからもよろしくお願いします。
河野太輔(La.mamaブッキングマネージャー)より
南雲くん、素敵なコメントをありがとう。照れ臭い気持ちを押し殺しながらコメントを書いています。出会ってからそこそこ長い年月が経ちましたね。生活していると変わっていくことの方が圧倒的に多いですが、MINAMISとのことは変わらないことばかりです。いつだってライブはグッとくるし、クソみたいなライブをした日には毎回殺してやろうと思います。信じられないと思いますが、MINAMISの現場が一番緊張するんですよ。
売れるとか売れないとか、バンドとはライブハウスとはとか、MINAMISの音楽と出会ってから気にしなくなりました。音楽があればそれでいいと思うようになりました。生命という宝物をみんな持っています。
照れ臭いのが限界なのでここら辺でやめておきます。引き続き宜しく。
MINAMIS
南雲 健太(Vo)髙坂 研多(Gt)清水 省吾(Gt)はむざ(Ba)篠原 佑太(Dr)
全人類を肯定する、5人組“BRIGHT PUNK”バンド。
https://minamis-official.tumblr.com/
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KOTORI / No Buses
U-19 PLAY VOL.148
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U-19 PLAY VOL.147
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U-19 PLAY VOL.146
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『sprout』
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U-19 La.mama 42nd anniversary『PLAY VOL.145』
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ピーズ / マリ
『sprout』
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U-19 PLAY VOL.144
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U-19 La.mama 42nd anniversary
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司会)渡辺正行(コント赤信号)
『めっちゃしあわせやん 2024 - 春編 -』
The Shiawase / DENIMS
U-19 Wordplay vol.148
柳瀬二郎ロマンチックDUO / 浮
SOLD OUT!!!
One More 〜La.mama 42nd anniversary〜
竹縄航太
U-19 PLAY VOL.142
TENSAIBAND BEYOND / ラッキーセベン
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