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INTERVIEW
La.mamaリアルタイムクロニクルvol.51
ー東京少年倶楽部とLa.mamaー
La.mamaは2022年5月で40周年を迎えた。名前の通り、いつのまにか多くのアーティストや関係者にとって、普段意識せずとも心の片隅で安心をもたらしてくれる“母”のような存在だ。〈La.mamaリアルタイムクロニクル〉では「La.mamaで過ぎた時間を振り返り、未来に積み上げていくための特集企画」と称して、アーティスト総勢40組あまりに話を聞いた。中には当時La.mamaで対バンしていたアーティスト同士もいれば、同じステージに立ってみたかった憧れのバンドまで、この場所で生まれた様々な関係性が見える。花が咲き、散っては葉となりまた花が咲く大木のように、今日も休まず文化が芽生え続けているLa.mamaの未来をこれからも臨みたい。だからここで過去を振り返り、その年輪を捉えておこう。記事は12月まで随時更新予定。vol.51では東京少年倶楽部の松本幸太朗(Gt / Vo)が登場。(text:柴田真希)
東京少年倶楽部は東京ではLa.mamaにもよく出演されていますが、初めはどういった経緯で出演することになったのでしょうか。
松本幸太朗(以下:松本):僕は滋賀県の田舎で音楽をやっていて、自分が好きなバンド達が音楽を始めた頃どこでやっていたんだろうって調べていたら出てきたのがLa.mamaでした。そこでまだ3曲しかなかった曲の中から1曲の弾き語りをボイスメモで録音してLa.mamaのメールフォームに送りました。そしたらすぐに河野さん(La.mamaのブッキングマネージャー)がメールを返してくれて、電話もくれたんです。今思い返すと、この出来事が僕の人生の中で一番「音楽をやるぞ」って気持ちが芽生えた瞬間かなと思っています。それから結構時間が経って初出演は2017年の4月で、夜行バスに乗って、ギターと意気込みと期待だけでLa.mamaに行きました。
すぐに行ったわけではなかったのですね。
松本:実は自分で連絡しておきながら、東京に行く勇気がなかったんです。そんな僕に、河野さんは何回も連絡をくれて「一回来てやってみよう」と背中を押してくれました。ガラガラの中で緊張して声もうまく出せない、手は固まって全くダメダメなライブをやってしまい、もうこれは次はないなと落ち込んでいましたが、そこから今で5年。今もLa.mamaに出演させてもらっています。
当時と今でLa.mamaに出るときの心持ちは変わりましたか。
松本:La.mamaは今でも一番緊張するライブハウスで、自分がやったライブの事はほとんど全部覚えているんですが今日は悔いがないなって日は一度も無いと思っています。それでも河野さんはずっと見捨てないで色々叱咤激励してくれるのが嬉しいです。
河野さんの存在が大きいですね。
松本:ライブ終わりいつも心から一緒に悩んでくれて、本気で叱ってくれて、良いところは良いと言ってくれる河野さんと話すのが好きだし、ここにしか無い空気感やスタッフのみなさんの温かさが好きで、いつも行くのが楽しみなライブハウスです。La.mamaで一緒にライブをやってくれていた音響の井口さんは、今では東京少年倶楽部を担当していてくれています。僕や東京少年倶楽部は、La.mamaに育ててもらっています。これからも、いつまでも親のような存在で居て欲しいです。40周年おめでとうございます。
河野太輔(La.mamaブッキングマネージャー)より
コウくん、素敵なコメントをありがとう。2016年2月4日に送ったメールから全てが動き出しましたね。“踏切”の一発録りが届いたのが2016年8月25日。待った甲斐がありました(笑)。2017年には別の形でスタッフの優里ちゃんと出会って、その年末には空彌とこまたが入って東京少年倶楽部でライブして、Gyaryも入って更にパワーアップしましたね。
東京少年倶楽部の音楽はいろんな人たちの胸に響いてると思うし、これからも響き続けていくだろうと思います。音楽やバンドに悩みは尽きないけれど、まっすぐ突き進んでいってほしいです。
東京少年倶楽部
2017年7月14日に結成。
2017年9月13日に大阪にて初ライブを行った。以降東京を中心にライブを続け、2018年11月に1st Single『ファーストシングル』、2019年7月に『teen song』をリリース。RO JACK for ROCK IN JAPAN 2019で優勝を勝ち取り、「ROCK IN JAPAN 2019」への出演を果たす。2020年1月24日 東京少年倶楽部に Gyary(Guitar&Keyboard)が加入。6月17日に東京少年倶楽部初となる全国流通盤1st Mini Album『空の作りかた』をリリース。来年2023年1月18日には1st EP 『CREATURE』をリリース予定。
https://tokyo-shonenn-club.jimdofree.com/

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