MAGAZINE
INTERVIEW
La.mamaリアルタイムクロニクルvol.37
ーD.W.ニコルズとLa.mamaー
La.mamaは2022年5月で40周年を迎えた。名前の通り、いつのまにか多くのアーティストや関係者にとって、普段意識せずとも心の片隅で安心をもたらしてくれる“母”のような存在だ。〈La.mamaリアルタイムクロニクル〉では「La.mamaで過ぎた時間を振り返り、未来に積み上げていくための特集企画」と称して、アーティスト総勢40組あまりに話を聞いた。中には当時La.mamaで対バンしていたアーティスト同士もいれば、同じステージに立ってみたかった憧れのバンドまで、この場所で生まれた様々な関係性が見える。花が咲き、散っては葉となりまた花が咲く大木のように、今日も休まず文化が芽生え続けているLa.mamaの未来をこれからも臨みたい。だからここで過去を振り返り、その年輪を捉えておこう。記事は12月まで随時更新予定。vol.37ではD.W.ニコルズのわたなべだいすけが登場。(text:柴田真希)
2021年の9月4日に〈よみうりランド〉の『スマイル大感謝祭』でわたなべさんのひとり体制になってから、早くも今年4月に鈴木健太(Gt)さんが正式メンバーに復帰されて、2人での活動が始まりましたね。
わたなべだいすけ(以下:わたなべ):D.W.ニコルズのこれまでの17年の歴史をひと区切りして、そこからしばらくはボクひとりで看板を背負って活動すると決めていたんです。とはいえひとりになってすぐの時は、不安もありました。そんな中、2021年9月30日にここで対バンしてくれたのがMINAMISでした。
MINAMISの企画『CHABASHIRA FIGHT CLUB VOL.24』ですね。どういった経緯での対バンだったのでしょうか。
わたなべ:本当は4人のニコルズの時に誘ってくれていたんです。でも4人での活動終了が早まってしまったので、鈴木健太をサポートに迎えての2人体制での出演になりました。快くOKしてくれて、本当にありがたかったです。あの日、ここで観たMINAMISのライブ。「え!なにこの曲!めっちゃいい!」とおもったらニコルズ の“スマイル”のカバーでした。やっぱりいい曲は誰が演奏してもいいんだな!名曲!と自信を取り戻すことができました。…というのは冗談で、本当にあの日のライブがあってよかったと今でも時々思い出したりしています。久しぶりに有観客でのライブでした。
あの日、笑顔の絶えないライブだったのを覚えています。
わたなべ:ボクはLa.mamaのステージから見るみんなの笑顔が大好きです。初めてLa.mamaのステージに立って客席の笑い声を聴いた時、ちょっとゾクッとしたのを覚えています。浅草〈東洋館〉でライブをやったことがあるのですが、その時、東洋館のスタッフの方に「昼間の公演よりウケてましたよ」と言われて、しばらく調子に乗ったことがあります。その時の鳥肌と、似ていました。
La.mamaもお笑いの聖地なので、それも理由かもしれないですね。
わたなべ:バナナマンのラジオでよくLa.mamaの名前が出ていますよね。ここはお笑いでも音楽でも、たくさんのスターを生んだライブハウスですね。ボクは今、42歳なのでLa.mamaと同世代ですが、ボクがまだ何者でもなかった時にもLa.mamaは既にLa.mamaだったわけで、それが40年続いているというのは本当にすごいことだと思います。いつまでも続いてほしいです。だから夢を持った若者たちは、どんどん東京に出てきてください。東京は楽しいぞ。La.mamaは楽しいぞ。待ってます。
「東京は夢のカケラでできてる
叶ったり叶わなかったりどっちでもなかったり
そうやってカケラになった夢が
くっついたり重なったりして
この街はできてる」
ー D.W.ニコルズ “東京”
河野太輔(La.mamaブッキングマネージャー)より
だいすけさん、素敵なコメントをありがとうございます。スマイルのカバーのくだり、面白すぎです。最高です。
初めてニコルズのライブを見たのは2007年11月25日に行われた『SHIBUYA HEAT ATTACK!』でした。音楽ももちろんですが、尖りまくっていたMCが記憶に残っています(笑)。
ニコルズ以上に泣き笑いできる音楽を私は知りません。歳を重ねるたびにぐさぐさと胸に突き刺さります。恐ろしいです(笑)。
これから先もずっと歌い続けていってほしいです。
D.W.ニコルズ
2005年結成、2009年メジャーデビュー。
コンスタントな作品リリースと全国ツアー、野外フェスや大小様々なイベントへの出演、さらにレギュラーラジオや楽曲提供など、幅広い活動で老若男女問わずファミリー層へもファンを拡大中。
わたなべの等身大の歌詞と親しみやすいメロディー、地に足をつけた普遍的なサウンドで、10年後も20年後も聴ける音楽を奏で続けている。
2021年9月、メンバーチェンジを経ながら続けてきた16年間に及ぶバンド体制での活動を終了。わたなべだいすけ一人で活動を継続。
2022年4月、鈴木健太が正式メンバーに復帰。現在は2人体制で、弾き語りからサポートメンバーを加えたバンド編成まで様々な形態で、フットワーク軽く自由かつ精力的に活動している。
https://www.dwnicols.com/
U-19 Wordplay vol.154
D.W.ニコルズ / daisuke katayama
U-19 La.mama 42nd Anniversary『ヒカシューとおとぼけビ~バ~」
ヒカシュー / おとぼけビ~バ~
U-19 PLAY VOL.150
細井徳太郎とタコ足イヤホンズ / 浮と港
『めっちゃしあわせやん 2024 -夏編-』
The Shiawase / リュックと添い寝ごはん
U-19 La.mama 42nd birthday『PLAY VOL.151』
トリプルファイヤー / 幽体コミュニケーションズ
U-19 Wordplay vol.152
七尾旅人 / 池間由布子
U-19 Wordplay vol.153
友川カズキ / 柳瀬二郎(betcover!!)
SOLD OUT!!!
U-19 Wordplay vol.151
直枝政広(カーネーション) / 堀込泰行
U-19 『日々 vol.13』
DYGL / uri gagarn / Sugar House (O.A)
U-19Wordplay vol.150
奇妙礼太郎 / 渡會将士
U-19 La.mama 42nd anniversary『PLAY VOL.145』
細井徳太郎とタコ足イヤホンズ(細井徳太郎(gt.vo)高橋佑成(pf.key)瀬尾高志(wb)椿三期(ds)ゲスト松丸契(sax)) / フー・ドゥ・ユー・ラブ
かたち
zoo / umimiru / 灰色ロジック / コールスロー / FOOD : 波味餃子
『第412回ラ・ママ新人コント大会』
司会)渡辺正行(コント赤信号)
U-19 La.mama 42nd Anniversary『sprout』
黒川侑司(ユアネス) / 阿部将也(zonji) / こうのいけはるか(WALTZMORE)
U-19 La.mama 42nd anniversary PLAY VOL.149
KOTORI / No Buses
U-19 PLAY VOL.148
冬にわかれて(寺尾紗穂/伊賀航/あだち麗三郎) / 泥砂に金(細井徳太郎/君島大空/瀬尾高志)
U-19 PLAY VOL.147
猫戦 / 幽体コミュニケーションズ
U-19 PLAY VOL.146
GOOD BYE APRIL / The Songbards
U-19 La.mama 42nd anniversary 『ニギって、ひらいて vol.5』
しかのいちぞく (鹿の一族) / ウラニーノ
U-19 Wordplay vol.149
MIZ / 細井徳太郎×君島大空デュオ
One More 追加公演
竹縄航太
U-19 La.mama 42nd anniversary『periwinkle』
HIMI TRIO / goethe
La.mama 42nd anniversary「ピーズ×マリ」
ピーズ / マリ
『sprout』
Enfants / climbgrow / the dadadadys
U-19 La.mama 42nd anniversary
TENSAIBAND BEYOND
SOLD OUT!!!
One More 〜La.mama 42nd anniversary〜
竹縄航太
SOLD OUT!!!
JUN SKY WALKER(S) 35th Anniversary Tour 2023-2024 STAND BY YOU ~小林雅之 生誕記念ライブ~
JUN SKY WALKER(S)
今、東京のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
INTERVIEW
音叉点──音楽と●●の交差点 La.mama・河野太輔 対談企画
第十五回ゲスト : イマムラタイチ(カフェ クウワ)
INTERVIEW
La.mamaリアルタイムクロニクル
La.mamaで過ぎた時間を振り返り、未来に積み上げていくための特集企画
INTERVIEW
La.mamaリアルタイムクロニクルvol.53
ーTHE YELLOW MONKEYとLa.mamaー
INTERVIEW
La.mamaリアルタイムクロニクルvol.50
ーあいみょんとLa.mamaー
『10代無料』始めます
mouse on the keysのライブ映像、第3弾を公開
はたの樹三【渋谷ラママ代表】エッセイブログを開設!
小山田壮平のライブ映像を公開
LEARNERS ライブ映像を公開
SCHEDULE / MAGAZINE