MAGAZINE

INTERVIEW
La.mamaリアルタイムクロニクルvol.30
ー 家主とLa.mamaー
La.mamaは2022年5月で40周年を迎えた。名前の通り、いつのまにか多くのアーティストや関係者にとって、普段意識せずとも心の片隅で安心をもたらしてくれる“母”のような存在だ。〈La.mamaリアルタイムクロニクル〉では「La.mamaで過ぎた時間を振り返り、未来に積み上げていくための特集企画」と称して、アーティスト総勢40組あまりに話を聞いた。中には当時La.mamaで対バンしていたアーティスト同士もいれば、同じステージに立ってみたかった憧れのバンドまで、この場所で生まれた様々な関係性が見える。花が咲き、散っては葉となりまた花が咲く大木のように、今日も休まず文化が芽生え続けているLa.mamaの未来をこれからも臨みたい。だからここで過去を振り返り、その年輪を捉えておこう。記事は12月まで随時更新予定。vol.30では家主の田中ヤコブ(Gt / Vo)が登場。(text:柴田真希)
田中ヤコブ(以下:田中):La.mamaの階段を降りるとき、NASAのことをぼんやり思い浮かべています。
NASA!どうしてですか?
田中:ある時、パッチケーブルの調子が悪かったときに、店長の河本さんがサクッとハンダで直して下さったんです。終演後に謝意を伝えたところ、”このハンダはNASAで使われてるから!”と仰っていたことが記憶に残っていまして。入口の青い看板の色味も相まってでしょうか。
(笑)家主とLa.mamaの出会いはいつでしょうか?
田中:コロナ禍直前に1stフルアルバム『生活の礎』のレコ発ライブをやらせていただきました。この時が初めてのレコ発で、能動的にライブをしたことがなかった我々がまさか”レコ発”なんぞを敢行するとは。満員でギチギチのライブハウスでお客さんとシンガロング出来たことは記憶に深く刻まれています。
その時の映像がLa.mamaの公式YouTubeに上がっていますね。自身の企画以外でも、La.mamaのブッキングで何度も出演されていますが、特に印象的なライブはありますか。
田中:2021年6月4日、憧れのカーネーションとの対バンです。この日、私はゲストとしてカーネーションにギターで数曲参加させていただくことになりました。いちファンの私の希望でセットリストに入れていただいた名バラード“Sweet Baby”の演奏が始まり、我ながら原曲へのリスペクトと自己表現を織り交ぜたナイスプレーを展開していたのですが、ヤラカす星のもとに生まれた私はここぞとばかりにアウトロのギターソロで弦を2本ぶち切りました。しかし大先輩との共演での失態は不思議と心地が良く、寛大なカーネーションの皆さまから笑って許していただけたので、今後現場でのハプニングは都合良く”ロック”と解釈していこうと思いました。
その後カーネーションの『Turntable Overture』にコメントを寄せられたり、交流も続いていますね。
田中:新参の我々にいつも声をかけていただきありがとうございます。素敵な音楽が生まれる場所として続いていくことを心より願っております。40周年おめでとうございます。
河野太輔(La.mamaブッキングマネージャー)より
ヤコブさん、素敵なコメントをありがとうございます。うちで使われているハンダがNASAでも使われていたなんて、、初めて知りました。
2020年1月に行われた『生活の礎』のレコ発をきっかけに、コロナ真っ只中にも配信ワンマンを行ったり、いつもお世話になってます。家主のライブを見ていると無性にバンドをやりたくなります。ティーンエイジャーに突き刺さると思います。世代を超えた懐かしさもあります。生活観をロックサウンドでぶっ放す様が爽快です。気持ちいいです。
家主
ソロアーティスト/ギタリストとしても活動する田中ヤコブ(Vo/Gt)を筆頭に、三人のソングライター /ボーカルを擁する四人組ロックバンド。
2019年にNEWFOLKより1st Album『生活の礎』をリリース、”タワレコメン”に選出されるなど各所で話題を呼ぶ。
2021年には2nd Album『DOOM』をリリース。aiko、岸田繁(くるり)、山内総一郎(フジファブリック)、和嶋慎治(人間椅子)をはじめ、数多くのアーティストや音楽ファンからそのメロディアスで普遍的な楽曲と硬軟織り交ぜた豊かなアレンジ、エナジー溢れる熱い演奏を絶賛されている。
https://linktr.ee/YANUSHI_BAND

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有頂天

KERA還暦イヤーLIVE#3「KERA&Broken Flowers 初ワンマンライブ」
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『かたち』
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