渋谷La.mama

MAGAZINE

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INTERVIEW

La.mamaリアルタイムクロニクルvol.28
ー Super VHSとLa.mamaー

La.mamaは2022年5月で40周年を迎えた。名前の通り、いつのまにか多くのアーティストや関係者にとって、普段意識せずとも心の片隅で安心をもたらしてくれる“母”のような存在だ。〈La.mamaリアルタイムクロニクル〉では「La.mamaで過ぎた時間を振り返り、未来に積み上げていくための特集企画」と称して、アーティスト総勢40組あまりに話を聞いた。中には当時La.mamaで対バンしていたアーティスト同士もいれば、同じステージに立ってみたかった憧れのバンドまで、この場所で生まれた様々な関係性が見える。花が咲き、散っては葉となりまた花が咲く大木のように、今日も休まず文化が芽生え続けているLa.mamaの未来をこれからも臨みたい。だからここで過去を振り返り、その年輪を捉えておこう。記事は12月まで随時更新予定。vol.28ではSuper VHSの入岡佑樹(Vo / Synth)が登場。(text:柴田真希)

 

昨年2021年7月31日「Summer Wave」でLa.mamaに出演された時の映像がYouTubeに上がっていますね。

入岡佑樹(以下:入岡):良い演奏をすることに集中していたので、ライブ中のことはほとんど覚えていませんが、極度の緊張でMCがボロボロだったことはうっすら記憶しています…。

 

それだけ緊張していたのは、やはり対バンがヒカシューだったからでしょうか?

入岡:はい、ヒカシューさんは80年代の日本のニューウェーヴやテクノポップが好きで、おもむろに影響を受けたバンドですので、夢のような対バンでした。

 

もしや、観客としてLa.mamaにヒカシューを観にも来ていたとか。

入岡:学生の頃、友人がLa.mamaに出演するということで晴れ舞台を見届けようと応援に駆けつけましたが、その日の共演がヒカシューと、イノヤマランドでした。当時、La.mamaは格式が高いライブハウスのイメージで、ステージ上の友人は雲の上の遠い存在に感じました。

 

その時、入岡さんは既に音楽活動をされていたのでしょうか?

入岡:いえ、何もやっていませんでした。にもかかわらず、「いつかはおれも此処に!」と奮起しまして……。その後Super VHSを結成してまもない頃、また別の友人がベースを弾いていたJ・A・シーザーのライブを観にLa.mamaに来た際に、客席にいらした井上誠さん(ヒカシュー / イノヤマランド)にバンドのカセットテープを強引にお渡ししたりもしています。その節は失礼しました。

 

それから今では対バンをするまでになるとは、7月31日は念願の日でしたね。カウベルでヒカシューのステージにも参加されていましたが、いかがでしたか?

入岡:ヒカシューのパフォーマンスは言うまでもなくすばらしく、ご厚意でステージに上げていただき、一緒に演奏できたことは一生の思い出です。またLa.mamaで対バンできるよう精進せねばと決意しました。

 

La.mamaで、というところが肝ですね。

入岡:La.mamaは初めて来た時から変わらず、自分の中で憧れの場所です。老舗として築き上げてきた歴史や文脈を守りながらも、常に未来を向いているライブハウスだと思っています。40周年本当におめでとうございます。また出演できる機会を楽しみにしています!

 

次回、Super VHSは11月11日(金)La.mama 40th Anniversary『PLAY VOL.113』に出演!
w/猫戦 詳細はこちら

 

河野太輔(La.mamaブッキングマネージャー)より

入岡さん、素敵なコメントをありがとうございます。ヒカシューとの対バン、楽しかったですね。夏の思い出です。入岡さんのインタビューを見るまで、以前からLa.mamaにお越しになっていたことを知りませんでした。ディープなLa.mamaを堪能されてますね。
スーブイの楽曲は懐かしくもあり新しくもある不思議な音楽です。肩の力を抜いてぶらぶらしながら聴けて心地いいです。何度も再生したくなってしまう中毒性があります。柔らかいのにとても危険です。

 

Super VHS

入岡佑樹によるニューウェーブ・ポップユニット。80年代NW/テクノポップからニューエイジ、ブラジル音楽まで取り込んだ独自の軽音楽を追求している。最新作は2019年発表の2ndアルバム『Theoria』。
https://supervhsjp.tumblr.com/

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