MAGAZINE
INTERVIEW
La.mamaリアルタイムクロニクルvol.19
ー LITEとLa.mamaー
La.mamaは2022年5月で40周年を迎えた。名前の通り、いつのまにか多くのアーティストや関係者にとって、普段意識せずとも心の片隅で安心をもたらしてくれる“母”のような存在だ。〈La.mamaリアルタイムクロニクル〉では「La.mamaで過ぎた時間を振り返り、未来に積み上げていくための特集企画」と称して、アーティスト総勢40組あまりに話を聞いた。中には当時La.mamaで対バンしていたアーティスト同士もいれば、同じステージに立ってみたかった憧れのバンドまで、この場所で生まれた様々な関係性が見える。花が咲き、散っては葉となりまた花が咲く大木のように、今日も休まず文化が芽生え続けているLa.mamaの未来をこれからも臨みたい。だからここで過去を振り返り、その年輪を捉えておこう。記事は12月まで随時更新予定。vol.19では LITEのJun Izawa(Ba)が登場。(text:柴田真希)
La.mamaはどんなイメージですか?
Jun Izawa:高校生の時は、親切なライブハウスだなって思ってました。
そんなに前から出演されていたんですね。
Jun Izawa:LITEは来年20周年を迎えるんですが、僕はその前、La.mamaを拠点に今とはジャンルも全く違うポップスバンドをやってたんです。当時は平日学校終わりにそのままLa.mamaに来て、リハーサルして着替えてからライブをしてました。
どういうところを親切だと思ったんですか?
Jun Izawa:当時のブッキングマネージャーさんが、今思えばクソ野郎だった高校生を相手に、区別せずに対応してくれていたんですよね。 ただ、La.mamaのブッキング料が高校生からしたら高すぎて、ライブするためにアルバイトをする生活を送ってた気がします(笑)。クソ野郎だったから高かったのかな(笑)。
ブッキング料も対等だったと(笑)今ではLITEとして出演されてますね。
Jun Izawa:La.mamaが35周年の時、復活した伝説のバンド・nine days wonderとの2マンで初めて出演しました。感無量な体験だったし、La.mamaの蓄積された歴史の中で、敢えて尖ったイベントを周年に選ぶ方向性に、刺激をいただきました。40周年を迎えた今でも尖ったイベントを開催し続けていることに、勇気を貰えています。今後もライブハウスだからこそ出来る面白いイベントを組んで欲しいし、僕らに出来ることがあったら、いつでも誘っていただけたらと思います。40周年おめでとうございます。
河野太輔(La.mamaブッキングマネージャー)より
井澤さん、素敵なコメントをありがとうございます。私は2005年入社なのですが、その頃はもう以前のバンドでは出られていなかったのでしょうか。今度教えてください。
nine days wonderとの2マン、懐かしいですね。おそらくnine days wonderもその時が初出演だったと思います。nine days wonderがオリジナルメンバーで復活するという情報を耳にし、誰もやってないような組み合わせにしたいなと思った時にLITEがいいなと思い、オファーした次第です。私が入社した2005年の時点でLa.mamaは23年営業しており、ある意味ライブハウスとしてのイメージが出来上がっておりました。今日もそれらのイメージをぶっ壊したいという思いで企画し続けております。LITEの音楽からは常に鮮度を感じます。得体の知れない高揚を生み出したいと思う時、いつもLITEの存在が在ります。これからも宜しくお願いします。
LITE
ポストロック、マスロックをルーツに、進化を続ける4人組インストゥルメンタル・ロックバンド。2003年の結成以来、国内のみならず、欧米やアジアなど、ワールドワイドに活躍している。その初期は、ツインギターのスリリングな掛け合いとリズムセクションのドラマチックな起伏が生み出すエモーショナルな楽曲にバンドのアイデンティティを見いだすと、2006年からはイギリス、アイルランドをはじめ、海外での活動を活発化。2009年のEP『Turns Red』ではJawboxのJ. Robbins、2010年のEP『Illuminate』ではTortoiseのジョン・マッケンタイアをエンジニアを迎え、シンセサイザーを交えた新たなサウンドアプローチを模索し、エレクトロニカやビートミュージックなどの要素を内包したオリジナルな作風を確立した。2019年にはバンドとファンをつなぐ新たなプラットフォームとなるオフィシャルアプリ『LITE The Room』を発表するなど、その活動を絶え間なく進化させている。
https://lite-web.com/
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