渋谷La.mama

MAGAZINE

09/ 08 THU

INTERVIEW

La.mamaリアルタイムクロニクルvol.14
ーmudy on the 昨晩とLa.mamaー

La.mamaは2022年5月で40周年を迎えた。名前の通り、いつのまにか多くのアーティストや関係者にとって、普段意識せずとも心の片隅で安心をもたらしてくれる“母”のような存在だ。〈La.mamaリアルタイムクロニクル〉では「La.mamaで過ぎた時間を振り返り、未来に積み上げていくための特集企画」と称して、アーティスト総勢40組あまりに話を聞いた。中には当時La.mamaで対バンしていたアーティスト同士もいれば、同じステージに立ってみたかった憧れのバンドまで、この場所で生まれた様々な関係性が見える。花が咲き、散っては葉となりまた花が咲く大木のように、今日も休まず文化が芽生え続けているLa.mamaの未来をこれからも臨みたい。だからここで過去を振り返り、その年輪を捉えておこう。記事は12月まで随時更新予定。vol.14ではmudy on the 昨晩のフルサワヒロカズ(Gt)が登場。(text:柴田真希)

 

愛知を拠点に活動されていると、La.mamaは近くはないですね。

フルサワ: 東京に住んでいない僕らがLa.mamaに行く時は、イコール必ず出演です。なのでお客さんとしてあのステージを眺めた事は無いのですが、実はステージ側からはなかなか不思議な景色が広がっているんですよ。

 

不思議な景色とは?

フルサワ:ステージが、三角形の様な形ですよね。上手に立って右側の柱を眺めながらまっすぐPA卓を見つめると、「あ〜La.mamaに来たな〜」という感じが無性にします。珍しいですよ、こういう造り(笑)。最初は狭いなあと思ったあの場所も、回数を重ねる毎に何だか広く感じていくもので、今では「そうそうこれだよ!」感すらあります。

 

慣れてきたということですね。

フルサワ:La.mamaに出演した回数は厳密に数えると7回で、ようやく立ち回り方が分かってきました。これまでの出演、どれもが非常に印象に残っています。中でも2012年8月28日、HEREとの対バンは忘れもしません。この日は2代目真ん中ギタリスト、桐山良太の脱退ライブだったんです。割と急な話だったので、何とか脱退前にライブをしたくてやらせてもらった記憶があります。

 

どんな曲を演奏したのでしょうか。

フルサワ:セットリストの内容は覚えていませんが、「最後だから」という理由で、ワンマンでもないのにやれる曲を目一杯詰め込んだ気がします。全国各地、たくさんの人の前で色んな曲を演奏しまくってきたけど、「今日がこのメンバーで演奏する最後の日だ」と思うと、込み上げるモノがありました。アイツの横でギターを弾きながら、桐山との記憶が詰まった曲達をLa.mamaにそっと置いていく、そんな風に感じたのを覚えています。2回目の出演にして、La.mamaとはいきなりなかなか濃い関係性になりました。

 

 

それからどんどん関係が濃くなっていきますね。

フルサワ:僕らのスローな活動にもめげずに付き合ってくれるLa.mamaは、間違いなく僕らの東京でのホームです。La.mama・河野さんのブッキングが毎回絶妙で、僕ら演者だけでなく、お客さんも楽しんでいるのが空気感で伝わってくるんですよね。

 

これまでPE’Z、HINTO、avengers in sci-fi、VOLA & THEORIENTAL MACHINE、POLYSICSと対バンして、直近は今年6月にKOTORIと2マンでした。

フルサワ:これまでは基本的に2マンライブですが、いつか満員のワンマンで、ささやかながら恩返ししたいなと思っております。本当に感謝しかありません。40周年おめでとうございます!!これからもよろしくお願いします!

 

フルサワヒロカズ

 

河野太輔(La.mamaブッキングマネージャー)より

フルサワくん、素敵なコメントをありがとうございます。
mudyを初めて見たのはいつだかのBASEMENTBARだったと思います。前レーベルの方から「今度新しくやるんだよね」ということで見にいきました。完成度の高さに驚いた記憶があります。それから何度もライブを拝見しておりますが、私が思うmudyの良さ(色)は“叙情的”な部分だと思っています。“メッセージとは”が特に好きです。言葉がないからこそ伝わってくる感情があります。見える景色があります。ギターが歌っています。叫んでいるし、泣いています。10年ぶりのニューアルバム、楽しみにしています。

 

mudy on the 昨晩

2006年名古屋にて結成。トリプルギター編成スーパーインストゥルメンタルバンド。
歌心を大切に紡いでいくメロディラインとオルタナティブで在ろうとするサウンド、カオスと秩序の行き来が心地よい構成、爆発的な熱量を帯びたライブパフォーマンスが特長。今年はなんと10年ぶりに完全新作音源の発売が決定。https://sakuban.themedia.jp/

 

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