MAGAZINE

INTERVIEW
La.mamaリアルタイムクロニクル vol.3
ー坂本慎太郎とLa.mamaー
La.mamaは2022年5月で40周年を迎えた。名前の通り、いつのまにか多くのアーティストや関係者にとって、普段意識せずとも心の片隅で安心をもたらしてくれる“母”のような存在だ。〈La.mamaリアルタイムクロニクル〉では「La.mamaで過ぎた時間を振り返り、未来に積み上げていくための特集企画」と称して、アーティスト総勢40組あまりに話を聞いた。中には当時La.mamaで対バンしていたアーティスト同士もいれば、同じステージに立ってみたかった憧れのバンドまで、この場所で生まれた様々な関係性が見える。花が咲き、散っては葉となりまた花が咲く大木のように、今日も休まず文化が芽生え続けているLa.mamaの未来をこれからも臨みたい。だからここで過去を振り返り、その年輪を捉えておこう。記事は12月まで随時更新予定。vol.3では坂本慎太郎が登場。(text:柴田真希)
印象的だった日のこと、教えてください。
坂本:1989年9月11日です。人生で初めて組んだバンド、ゆらゆら帝国の初ライブでした。
どうしてLa.mamaを選んだのでしょうか?
坂本:当時の東京では、La.mamaに出演してるバンドは格が上というイメージがあったんです。だから自分たちもまずはLa.mamaにデモテープを持ち込みました。最初に昼の部オーディションを受けて合格しないと夜の部には出演できないのですが、生まれて初めて人前で歌うということで、前日の練習で気合が入りすぎ、僕は喉を潰してしまいました。一晩中やかんでお湯を沸かし蒸気を吸引してみましたが翌日も声はガラガラでした。ステージでは頭が真っ白で演奏も悲惨だったと思います。オーディションの結果は不合格でした。
その後、出演するようになりますね。
坂本:後に企画ライブで出演できるようになりました。初めてLa.mamaの夜の部に出演できた時はすごく嬉しかったです。バンドのフライヤーの今後のライブ予定に「La.mama」と書き込むのが誇らしかったのを覚えています。
そんなLa.mamaで最初に思い出すのはどんな場面でしょうか。
坂本:いろんなバンドの演奏を見たり自分も出演したりしましたが、なぜか演奏内容より、何度も登った渋谷駅からLa.mamaまでの長い坂道をまずは思い出します。店の前や入り口の階段、楽屋口などで交わした知り合いとの何気ない会話やその時の雰囲気も覚えています。40周年おめでとうございます。
河野太輔(La.mamaブッキングマネージャー)より
初めまして。素敵なコメントをありがとうございます。私は当時のスタッフではありませんが、昔から坂本さんの作る音楽を聴かせていただいております。こうしてコメントを書かせていただけることをとても光栄に思います。ライブハウスのスタッフとしての醍醐味は「初ライブ」に立ち会えることだと思っています。とても生き生きしていて嘘がなく躍動感に満ち溢れています。坂本さんの音楽は心地良い響きで、少しだけ時間をスロウにしてくれる気がします。大好きです。
坂本慎太郎
1989年、ロックバンド、ゆらゆら帝国のボーカル&ギターとして活動を始める。
2010年、ゆらゆら帝国解散後、2011年に自身のレーベル、”zelone records”にてソロ活動をスタート。
今までに3枚のソロ・アルバム、1枚のシングル、9枚の7inch vinylを発表。
2017年、ドイツのケルンにてライブ活動を再開し、国内だけに留まらず、2018年には4カ国でライヴ、そして2019年にはUSツアーを成功させる。
今までにMayer Hawthorne、Devendra Banhartとのスプリットシングル、ブラジルのバンド、O Ternoの新作に1曲参加。
2020年、最新シングル『好きっていう気持ち』『ツバメの季節に』を7inch / デジタルで2か月連続リリース。
2021年、Allen Ginsberg Estate (NY)より公式リリースされる、「Allen Ginsberg’s The Fall of America: A 50th Anniversary Musical Tribute」に参加。
2022年、4thアルバム「物語のように」CD/デジタルでリリース。様々なアーティストへの楽曲提供、アートワーク提供他、活動は多岐に渡る。
official HP / SNS:https://linktr.ee/shintarosakamoto_official

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